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[ちゃんぷるー・どっとこむ
応援団
寄稿]
愛
さ、
沖縄
51.願望
天気は曇り、沖縄の冬らしくちょっと肌寒い気候。トレーナーにウィンドブレーカーの私は、大き
くもなく小さくもない赤いラインの入った、おもちゃみたいなフェリーに揺られていました。古いフ
ェリーの甲板に出ると、いきなり近くに慶良間諸島が見えてきて「あ、ケラマだ」と思いながら、私
はぼ〜っと海を眺め続けました。
私はなぜかちょっと元気がなく、しょんぼり気味。すると、目の前にかわいいイルカが3頭、ぴょ
こ〜んと海から顔を出したのです。3頭のイルカたちの体はペンキで塗ったみたいな青い色、頭に赤
いV字ラインが入っていて、横一列に並んで「まきちゃ〜ん、こんにちは」と言って「ニッ」と笑う
のです。私も「こんにちは」と挨拶をすると、イルカたちはまた海に戻っていきました。
海を眺め続けていると今度は鯨の親子がフェリーの近くを通り、「あ、鯨だ。ケラマだもんなあ。
」と思った瞬間に、私はもう、海の中。シュノーケルセットを付けて、鯨と楽しく泳ぎ・・・そこで
ぱちっと目が覚めました。
2月はグアムへダイビングに行ったので沖縄行きはお休み。「2月は寒いし、3月にも行くし」と、
自分を無理矢理納得させてのお休みでしたが、やっぱり沖縄が恋しくて、「今なら鯨も見られるのに
・・・」と、思い始めると余計に行きたくなり、更に「3月は、2月に休んだ分、琉舞のお稽古を一生
懸命やらなくちゃいけないから、鯨に会えないかも・・・」と、しょんぼりしていたので、さっそく
夢を見た・・・というわけです。
早く、沖縄に行きたいなあ。夢の中と同じ曇りでもいい、透き通るきれいな海を見られなくてもい
い、肌寒くてもいい!琉舞のお稽古だけでどこにも行けなくてもいい、なんでもいいから沖縄の空気
を吸いた〜い!!!
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