第7回 指宿由美子氏 |
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現在、東京で頑張れる心の支えでありふるさとです。
高校卒業まで沖縄で暮らしていました。沖縄での思い出は小学校時代親に怒られて家に
入れなかったとき、美里青年会の敷地内でダンボールで小屋を作って焼き芋やサトウキビを
食べた思い出がなつかしく、苦しかったけどでも楽しいそんな気にさせてくれるところです。
このようにお金がなくても心は豊かになれる、そんなふしぎなところです。
苦しいとき悲しみを乗り越える時に、沖縄に住んでたことを思い出し『頑張ろう』という気にさせ
てくれるところでもあります。
テレビで沖縄出身の方が活躍されていると、妙に嬉しくなり気持ちが高揚します。
東京に来て数年は、ヤマトゥンチュの方々の変な偏見があり正直自分が『ウチナーンチュです』と言え
ませんでした。
でも最近は、ヤマトゥンチュの方も沖縄のことをもっとよく知ろうという人が増えています。(NHK
のちゅらさんの影響?)
現在沖縄に移住する人々が年間2万人以上もいる現状を聞くとびっくりします。失業率は、全国平均の
2倍で県民所得も低い沖縄に何で移住するのかねーと不思議に思います。
ヤマトゥンチュに聞くと、『心の温かさ純粋さなどお金では買えないものがあり、都会の喧騒を忘れさ
せ心が癒されるところに魅力を感じる』と聞くと嬉しくもあり誇りに思います。
今では、何の抵抗もなく『ウチナーンチュです』と言えます。
今後日本は、いろいろな税金が上がり人々の生活が苦しくなり心も貧しくなり厳しい時代になると予想
されます。
それによって、生活スタイルが見直され沖縄の暮らしに憧れ沖縄に移住する人、若者の短期滞在が増え
ると思います。
これからの沖縄は、ウチナーンチュの良いところは残し悪いところは根本的に直していかないと、自分
にとってのこころの支えである沖縄がいやになり、ヤマトゥンチュの方にも悪いイメージを与えると思
います。
これからもウチナーンチュであることを誇りに思い、父が名づけた忍という名をを背負っていろいろな
苦難を乗り越えるよう頑張っていきたいと思います。
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