今月のウチナーンチュ

このページでは、県外で活躍するウチナーンチュ(沖縄人)を毎月ご紹介していきます。あなたの友達 が登場するかもよ!
さて、今月は...代表者が子ども(小2)の保護者会で見つけたウチナーンチュ、上原あかし氏 をご紹介します。

上原さん

4月24日井の頭公園通り黒門近くの、大根の入ったカレーが美味しいカフェROOM1022にて
上原 あかし(本名でひらがななんだそうです)
1965年兵庫県宝塚市生まれ の沖縄三世。
1989年信州大学農学部卒
ちゃんぷるーから見た上原あかし氏:
たまたま保護者会で一緒に役員を引き受けて名刺交換をしたら、私の名刺を 見て「あ、このサイトこの間見たばっかり。実は自分も3世ですけど沖縄人なんですよ。」と言ってくれ て、それでよーく見ると「ふふふ」と笑いたくなるほど沖縄人らしい風貌。早速このページへの登場を お願いしたら、快く引き受けてくれたのでした。まだ2度しか会ったことがなく、話らしい話をしたの は今回初めてなのですが、沖縄生まれ沖縄育ちのウチナーンチュより沖縄のエッセンスが詰まっている 人だな、という印象を受けました。ソニー生命のライフプランナーとして働く傍ら、地 域の子供たちのための「寺子屋」設立に奔走するなどさまざまな活動に参画されており、「ちゃんぷる ー」のネットワークを広げてくれるかな、と期待しています。

あなたにとって沖縄とは?ウチナーンチュであることをどう思います か?

自分自身は沖縄に1回しか行ったことがなく、そんなに沖縄人であることにこだわるのはずるい、と 人に責められたこともあるのですが(笑)、でもすごく沖縄にこだわりがありますね。いつかは住んで みたい、できれば永住したいと思うこともあります。
沖縄に行ったときに叔父が迎えに来てくれたのですが、その叔父とタクシーの運転手さんの会話が全く 聞き取れず、素直に「あ、沖縄は外国なんだ。」と思いました。 
宝塚といっても山手の方ではなく、沖縄人のコミュニティ(ボクシングの元世界チャンピオンでとかち ゃんこと渡嘉敷勝男氏はこのコミュニティ出身だそうです)があり、在日朝鮮人の方や同和地区出身の 方たちのコミュニティもあり、といったいわば「るつぼ」のような下町で育ち、差別も何もなくそれが 当たり前だと思っていたのですが、中学高校と進むにつれて、自分は「沖縄さん」と呼ばれ差別される 側の人間なのだ、と感じるようになりました。そういうところで、貧しい人がかかれるような病院を設 立しようと奮闘していた父の姿が、今の自分の核になっていると思います。

ちゃんぷるー:インタビュー中に彼の従姉の「みさちゃん」が私の大学時代の同級生 「みさ」(兵庫県出身のヤマトンチュだとばかり思っていました)ということが分かりお互いにびっくり !だから人生は面白い、どこかでみんなつながっているんだな、と思いました。

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このページに登場してくださるウチナーンチュを募集しています。県外で活躍されている方なら自 薦・他薦を問いません。ちゃんぷるー・どっとこむ までご連絡下さい。

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