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今月のレビュー

このページでは、沖縄関連の本、音楽、コンサート、映画などを論評(レビュー)していきます。

今月は、琉球新報創刊110年記念出版物である沖縄 名作の舞台 です。 

取り上げられている名作

ナビイの恋

丘の一本松
カクテル・パーティー
マリリンに逢いたい
二見情話
芭蕉布
オキナワの少年
ちゅらさん 安里屋ユンタ
炎上
泊阿嘉
赤馬節
恋文三十年
伊江島ハンドゥー小
吉屋チルー
トーガニアヤグ
野底マーペーとちぃんだら節
ウンタマギルー
執心鐘入
なりやまあやぐ
豚の報い
バイバイ沖縄
ドゥチュイムニィ
月桃
遥かなる甲子園



ありがとう
水滴
アカバナー
密約
ガンバッテヤンド
八月十五夜の茶屋
えんどうの花
老人と海
ひめゆりの塔
童神
奥山の牡丹
交響詩あけもどろ
長い間
島唄
秘密
谷茶前
ミルクムナリ
てぃんさぐぬ花
琉球舞姫
花売の縁
山之口獏詩集
島口説
人類館

ずいぶん前に沖縄で買って、しばらくほったらかしにしていた本です。おそらく買ったときは私の中 で沖縄ブームだったのですが、何らかの理由で読まずにいたら、いつでも読める、と後回しになり、 そのうち沖縄ブームも終わり、すっかり忘れられた存在になっていき、ということだったと思います。 で、先日本棚を整理していて久しぶりに見つけ、あ、まだ読んでいなかった、読んでみよう、と手に 取ってみたのでした。

沖縄の新聞「琉球新報」に掲載されていたコラムをまとめたものらしいのですが、取り上げられている 作品は沖縄を舞台にした流行歌、小説、映画、舞台、民謡、沖縄芝居、古典芸能、と多彩で、興味深く 読めました。ただ、新聞で毎週1作品について読んでいたら、感じなかったことかもしれませんが、 少し散漫な感じは否めません。書いた人の思い入れが強すぎて、逆に読んでいるこちらの気持ちが萎えて くることもありました。

読み終わってみると、こんなにさまざまな分野で名作を生み出している沖縄って、やはり面白いところ なんだな、としみじみと思いました。まだ読んでいない小説、観たことのない映画や舞台、聞いたことの ない歌が半分くらいあって、これから全部読んでみたい、観てみたい、と強く思いました。沖縄を舞台 にしたこれらの作品をよく知らない人にとっては、良い入門書になるでしょう。

02/17/12

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