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[ちゃんぷるー・どっとこむ
応援団
寄稿]
愛
さ、
沖縄
90.大好きな沖縄
震災後、いろいろ考えた末、「5月の沖縄行きは、行ったつもりになって義援金にしよう」と決
意した私は、この思いがくじけないように、父と姉に決意表明をしました。二人に「偉いねえ!」
と褒め称えられて、未練もなくなり、「4月は5月の分までしっかり踊りの修行をしなくては!」
とはりきっていた矢先に、主人の母が入院し、1週間後から予定していた4月の沖縄行きをキャン
セルしました。
自分でも納得していたので、退院したらまた計画を立てればいいさ〜と思ってはいたのですが、
日が経つにつれて愛する沖縄への思いは大きくなり、それが原因か、滅多にひかない風邪をひき、
しょんぼり気味・・・。そんな私の元へ、チャービラサイ
の稲福先生から封書が届きました。開けると「これを見て元気になりなさい。」と、コーラル
ウェイ(JTAの機内誌)が入っていました。私はこのコーラルウェイの大ファンで、ずいぶん集めて
いるので、とてもうれしくなり、途中だった掃除の手を休めて読み始めました。しかし、ぱらぱら
とページをめくっているうちにだんだん辛くなってきて、ため息まで出てきて・・・そうなのです、
最近の私はコンスタントに沖縄に行き、習っている琉球舞踊のために踊りの音楽を聴くことも多く、
「沖縄病」の症状があまり出ていなかったのですが、今回の件で再発し、かなりの重症となってい
て、雑誌の中の海、空、やぎ、そば・・・もう、どんな写真を見てもため息が出て悲しくなる一方
なのでした。
それでも、最初のページに戻り、特集の「八重山で 五七五詠む 春の旅」を読むことにしまし
た。すると、俳句初心者でも簡単に句が詠める・・・と著者の嵐山光三郎さんによる、初心者の心
得が書いてありました。
@みたまんまの風景・草・花・人を写生するA五七五の形式を守るB季語をひとつ入れる
そして、その光三郎さんの句はといえば、具志堅用高記念館での句で、「春浅し 具志堅の父
切符もぐ」・・・本当に見たまんま!こういうのでいいんだ!なんだ、私にもできるできる〜!と
いうことで、沖縄の風景を思い浮かべながら、俳句を詠み、私の沖縄への熱い思いを表現してみる
ことにしました。
うりずんの 風が恋しい 沖縄病・・・・・・・・・・うりずん→沖縄の4月の季節のこと
里帰り できずにくさる うちとんちゅ・・・・・・・うちとんちゅ→うちなんちゅ(沖縄の人
)になりたい、もしくはうちなんちゅみたいな、やまとんちゅ(大和の人)、まさに私。
里帰り→沖縄を故郷のように思い、沖縄に行くことを「里帰り」と私は勝手に言っています。
山の向こう 沖縄だったら いいのにな・・・・・庭の前、山なんです。
波の音 三線の音 青い空・・・・・・・・・・・・・・ああ、もう、ただただ、この感じを満
喫したい!
こうなったら、沖縄を思って、どんどん詠むぞ〜!!!
4/07/11
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