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[ちゃんぷるー・どっとこむ
応援団
寄稿]
愛
さ、
沖縄
81.沖縄観光大使になりたい
世界一沖縄を愛する私なので、知り合いから「沖縄に行くんだけど、どこかおすすめがあったら
教えて」という依頼をよく受けます。依頼を受けたらまず、「日程・宿泊先・往復の飛行機の時間」
を調査。それによって、事細かく計画を立てるのです。そして、島に行こうとしている人には「ふ
〜ん。」と、あまり乗り気ではなくなり、ちょこちょこっと景勝地やおいしい店を教えて、あとは
海を汚さないでとか、珊瑚を折らないでという諸注意が主なお知らせになり、本島に行く人には、
ものすごくたくさんの情報をお知らせします。 カフェ、沖縄そば屋、景勝地の他、首里城の「舞
への誘い」という無料で古典舞踊が観られる時間、その日に何か楽しそうなイベントがあれば場所
や時間、お土産買うならここ、このお店のこれ、おいしいよ〜・・・など、まあまあ普通の情報を
提供するだけでもかなり詳しく、本島の地図を添えて丸で囲み、住所や電話番号も書き込み、クー
ポン券をつけてあげるときもあります。勝手に時間配分も決めてあげるので、たぶん、おすすめを
ちょこっと知りたかっただけの人にはありがた迷惑のような気もしますが、走り出したら止まらな
いのです。
でも、それだけではありません。ここからが私流の観光案内で、重要ポイント!最初は「私の大
好きな沖縄を好きになってもらいたい」という気持ちから、この親切丁寧な観光情報を教えていた
のですが、今はそうではないのです。「私の大好きな沖縄を汚さないで欲しい、私の大好きな沖縄
の基地問題を考えて欲しい」という気持ちをお知らせしたいが為に、親切丁寧に上記のことを教え
てあげていると言っても過言ではありません。
@沖縄の海を守ろう!海に入るときは日焼け止めを使わず、ラッシュガードを着用し、珊瑚を折ら
ないようにしてください。沖縄の海は20年前までは世界一美しい海だったのです。沖縄の海を世
界一に戻そう!(愛さ、沖縄バックナンバー参照)
A南部で戦跡巡りをしてください。沖縄は自然豊かでのんびり楽しいところですが、戦争があった
ことも忘れないで欲しいのです。平和資料館へは必ず行き、中で30分以上は戦争の記録を読んでく
ださい。
B基地のそばを通るときは「わあ〜!アメリカン〜!」とか思わないで、基地の危険性や騒音に目
を向け、もしこれが自分の家のすぐそばにあったらどんなだろう?と考えてみてください。
という項目をつけています。もちろん、島に行くと言った人にはこのことを伝えて「次回は是非本
島に行ってね」と付け加えます。今は、レンタカーを使って自分たちでドライブする観光客が多い
ので、誰も基地や戦争のことを教えてくれない。だからきっと、こんなに沖縄ブームなのに沖縄に
行ったことがある人たちに、基地問題がピンと来ないのだと思うのです。それというのも、私が一
番最初に沖縄に行ったときは、タクシーで観光をして、そのときの運転手さんが基地を通るときに
は「沖縄のいいところは全部基地だ。」と怒りを露わにし、ひめゆりの塔に連れて行ってくれた運
転手さんは「おじさんは、悲しくなっちゃうからここで待ってるよ」と言ったことが、強烈に印象
に残っているからなのです。
沖縄を訪れる観光客がみんな、3つのことを考えてくれたら、沖縄はもっともっと末永く万人に
愛される場所になる!沖縄が心ない観光客によって破壊される前に、私が沖縄の観光大使になって、
この3つのことを考えてもらえるプロジェクトを勧めたい!だって、私は沖縄を愛しているのだも
の〜!!!
7/07/10
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