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[ちゃんぷるー・どっとこむ
応援団
寄稿]
愛
さ、
沖縄
8.「好き」の気持ち
「保育士」という立場から小さい頃から食べられなかったものも給食で食べていますが、私には嫌いな
食べ物がたっくさんあります。それでも「先生はこれ、苦手〜。でもなんでも食べなくちゃね」と恩着せ
がましくいい、しぶしぶ食べます。こども達も私が苦手とする食べ物を知っていて、「マッキー!たいへ
んたいへん!マッキーのきらいなおいもだよ。」と、よく教えに来てくれていました。芋、豆、栗、かぼ
ちゃ、豆腐、とうもろこし、てんぷら、大人になってからはから揚げやとんかつなどの揚げ物、脂身の多
いもの、焼肉・・・と脂嫌いにもなりました。更に、6年前からは大豆アレルギーになり、食べるとぶつ
ぶつができます。もともと、嫌いな大豆製品の中で、唯一食べられていた納豆も食べられなくなりました。
しか〜し!!なぜか、沖縄ではいろいろなものを食べる事ができるのです。「うむくじぷっとぅるー」
「たーんむ」「らふてー」「さーたーあんだぎー」「石垣牛の焼肉」「足てぃびち」・・・。先日は「ぜ
んざい」まで食べました。嫌いなはずなのに大好きな沖縄のものは何でも食べられてしまうのです。
アレルギーのある大豆製品だってなんのその。「みそ汁」も「とうふちゃんぷるー」も「ゆしどうふ」
もホテルの朝食バイキングの「納豆」もへのかっぱ。
この現象は食べ物だけではありません。性格も変わるのです。
実は私、わがままなだけではなく、気も強くて、理不尽な事は許せない、ひと言二言文句をいわないと気
がすまない「クレーム係」を任命されるようなタイプです。例えばラーメンを食べに行って虫が入ってい
たらラーメンごときでも「すみませ〜ん。虫は入っているんですけど〜。変えてくださ〜い」と言います。
そんな私ですが、ある日、名護のパーラーで歩きつかれてかき氷を頼んだら中から溺れた小アリがいっぱ
い出てきたなんて時にも「アリだ〜!ウォ〜!6っ匹も出てきた〜!!」とか言いながら食べられてしま
うのです。
20代の頃は、待ち合わせの時間に友達が1時間遅れてきた時「ちょっと〜。なんでいつもそうなの?寒
いホームで1時間も待たせて!」とかんかんに怒り、絶対許さん!!と一日口をきかなかったこともありま
す。でも、沖縄では島のダイビングショップで2時間待たされても、周囲の散策なんかしてしまい、余裕の
心情でした。この時は、一緒にいたうちなんちゅーの先輩が「いくらうちなーたいむでも、ひどすぎる。
沖縄の恥だ。」と怒っていました。
私は大好きな沖縄では、ストレスが減るのでアレルギーも出ないし、許せる範囲がグーンと広がり、な
んだか優しい気持ちになれるのです。「好き」の気持ちって、何でも許せてしまうのですね。「好き」っ
て、すてき〜!!!さあ、大好きな沖縄まであと5日!早く行きた〜い!
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