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[ちゃんぷるー・どっとこむ 応援団 (チバリヨー) 寄稿]

(カナ) さ、 沖縄 (ウチナー)

いとうまきこ

台風体質

 楽しみなことがあると熱を出すような子どもっていますよね?私の場合は楽しみなこ とがあると「天気が悪くなる」のです。それも、並大抵のことではありません。ダイ バー仲間には「My 台風をアイテムとして持つ女」と言われています。「沖縄=楽 しみ」に決まっている私は、当然、体質として台風を呼んでしまうのです・・・。 18年前、私と沖縄の最初の出会いも台風でした。今でも忘れることが出来ません。
 学生時代の安いツアー、10日間コースで往復船の旅でした。行きの船では始めての 天の川、初めての野生のイルカとの遭遇、だんだん綺麗なブルーになっていく、見た こともない海の色・・・と、ワクワクしていた私達。着いてすぐ、まだ綺麗だった頃 のムーンビーチ、ブルーシール、楽しい一日でした。ところが、だんだんスタッフの 目が怖くなってきて「もう、海には行けない」と告げられた時のショック。そして、 楽しみにしていた久米島へも渡れず4日目が過ぎたころ、「台風停滞」ということ で、なぜか久米島へいける事になりました。大揺れのフェリーに乗り、久米島に着い たのは夕方。透き通る綺麗な久米島の海に足を浸して「明日ははての浜だね」とワク ワクしながら眠りに着くと、早朝民宿のおばさんにたたき起こされ「台風がきている から早く用意して船に乗りなさい!!」と朝ごはんもそこそこに船に詰め込まれたの でした。ああ、私のはての浜・・・。久米島から那覇までの船は転覆しそうなくらい 人が乗っていて、「もう助からないんじゃないか?」と思うくらい揺れました。左に 傾くと波がざざざーっと入り、右に傾くと空しか見えないという感じです。そして、 那覇に着くとホテルに缶詰。テレビではCMの合間に「本日、三越は台風のため休業し ます」とか、「看板が降って来るので外出はしないで下さい」というニュースが流 れ、ホテルでスタッフのくだらない寒〜いギャグを聞かされ、ため息しか出ない私に スタッフは無情にも「船も飛行機も出ないから2日延泊してくれ」と、びっくりする ようなことを言いました。厳しい家に育った私は家に電話するとがんがん怒られ、延 泊するお金も無くなり、泣きました・・・。やっと帰れるとわかったときの嬉しかっ たこと!!
 とまあ、こんな初めての沖縄だったのに、私は沖縄が大好きで、ダイビングのライ センスを取ったのも、「沖縄の綺麗な海で潜りたい」という気持ちからだったので す。そして、念願の「初・沖縄ダイビング」はといえば、やっぱり台風で飛行機欠 航。羽田から泣きながら帰ったのです。リベンジで「初海外・グアムでダイビング」 と思いきや、これもまた台風。コテージの屋根は壊れ、シャワーからはさびた赤い水 が出て、カミナリで停電。グアム中のトイレがつまる・・・という最悪な状況でし た。この年は、伊豆にダイビングに行ってもやはり沖縄の台風の影響で潜れないこと ばかりでした。まだまだ私の台風話は続きます・・・。沖縄だけじゃないんです。金 沢に行った時も旅行の前日に台風発生。やばい・・・と思っているところに電話の 音。一緒に行く友達からで「台風作るな!」とひとこと言って電話を切られました。
 3年前は久々に沖縄で延泊。去年の沖縄でも私の飛行機はかろうじて飛んだ・・・ ということがあり、海外ではついに「サイクロン」も体験。そして、昨日までの沖縄 では台風16号の陰にドキドキでした。3年ぶりに延泊か?という不安から今回の題 は「台風」にしようと思ったのです。こんなに台風に狙われている?いやいや好かれ ている私は、いつも行くダイビングショップのお客さんからも、スタッフからも攻撃 が絶えません。でも、ひとこと言いたいのです。台風は「日ごろの行い」のせいでは なく、「体質」なのです。
 本当は私、台風大好きで「関東に台風上陸」と聞くと、用も無いのにかっぱとビー サンという姿で出かけてしまうのです。やっぱり、「体質」だと思いませんか?で も、今回は本当に帰ってこられてよかった。だって、昨日帰れなかったら、10月の お休みの申請がしにくくなって、沖縄に行けなくなるじゃない?!よかった、よかっ た。だから今日早速、10月の休みをもらい、飛行機のチケットも買いました。



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