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さ、
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54.沖縄実験
毎月1回は沖縄に行っていますが、前回は琉球舞踊のお稽古三昧で、海にも行かず、やんばるにも
行かず、タコライスも沖縄そばも食べる時間がなく、那覇のビジネスホテルと琉球舞踊の先生の家の
往復だけで帰る・・・という沖縄旅行(これって旅行っていうのかしら?)でした。この旅行で果た
して私は「沖縄」を満喫できるのか?と疑問に思いながら那覇の町をしょんぼり歩きながら考えまし
た。那覇の町を歩くだけで沖縄を感じられるか?という実験をしよう。
まず、ただ歩く。ごみごみした通り、いろいろな県から来た観光客、高いビル、銀行、コンビニ・
・・何もかも本土と変わりないのですが、ここで私が「沖縄にいる!」と感じたのはタクシーでした。
タクシーが異常に多い。どこにでも停まっている。そこが沖縄だ。58号を通り国際通りを抜けて観光
客のいないところを歩き出すと、ここでもタクシー。本当にどこにでもいるタクシーです。そんな、
那覇の普通の道を歩いていると、空も風も感じられるようになって来ました。やっぱり本土とは違う、
沖縄の空気と空。何が違うのかと言われるとちょっと困ってしまうのですが、本土とは違うのです。
それから、バナナや芭蕉の木も沖縄ならではです。もちろん、ハイビスカスなどの花も沖縄度アップ
です。
次に沖縄民謡を聴きながら歩く。これはもちろん本物の沖縄にいるのですから、沖縄民謡効果はば
っちりで、那覇の町でも「私は沖縄にいるんだ〜!」と感じられました。ちなみに、帰ってきてから
沖縄民謡を聴きながら家の近所を歩いてみたら、沖縄にいるという錯覚には陥りませんでしたが、庭
で木を眺めながら沖縄民謡を聴いてみたら、結構「沖縄にいるんじゃないか?」と無理矢理思いこむ
ことはできました。でもうちにはバナナの木がないので,今年は念願のバナナの木を植える予定です。
ということで、私の実験では、那覇の町を歩くだけでも沖縄は感じられる・・・かもしれないとい
う曖昧な結果でしたが、それでもまた来月沖縄の空気を吸いに行きます。例えお稽古が厳しくても、
沖縄の空気を吸わないと仕事のストレスで倒れてしまいそうなのです。もしかしたら、厳しいお稽古
で倒れるかもしれませんが・・・。
あ、もう一つ、この、旅行とは思えない最近の沖縄旅行で、沖縄を感じることができるのは、琉舞
の先生が私を注意するときの方言でしょうか。本当にわからない言葉で、ぽかんとしてしまうのです
が、ぽかんとしている場合ではありません。
来月はきっと、沖縄の蚊に刺されるとかゆい・・・ということで「沖縄」を実感してしまいそうで
すが、沖縄そばくらいは食べる時間があるといいなあと思います。
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