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[ちゃんぷるー・どっとこむ
応援団
寄稿]
愛
さ、
沖縄
49.神様
いいそーぐゎち でーびる。
年末年始・お正月・・・と言えば、「お手伝い」でしょう〜!結婚してからの私の年末年始はただ
の長い休みではなくなりました。主人の実家のお手伝いです。はじめの年は「へぇ〜」とか「おぉ〜」
とか「ふぅ〜」とかとっても疲れてしまった私ですが、毎年少しずつお手伝いの時間を増やしていま
す。今年は食器を洗ったり拭いたりするだけではなく、なんと「ごまめ」を作ってみました。私の中
では大満足のお手伝いでしたが、たぶん、おかあさんとお姉さんには足手まといだったはず。でもお
二人とも手伝っているのだか、仕事を増やしているのだかわからない私に、気長に教えてくださりま
す。
なぜ、仕事を増やしているかというと、最大の原因は料理ができないという点なのです。いちいち、
いちいちやり方を事細かく聞かないと切ったり火加減を見たりもできないのです。それに加えて質問
好きなので「なんで、なんで?」と聞きたくなってしまうのです。そんな私に、今年のお正月でとて
も感動したことがありました。それは「神様」です。
「お正月には5人の神様にお供えをします。朝はおかず、昼はごはんをお供えするのですよ。お正
月の他に、初午にもお供えします。」そこまで聞いた私は「初午って?何の神様?旧暦ってこと?」
と、お姉さんに質問攻め。そして「水の神様、かまどの神様・・・」と聞いたところで「沖縄と一緒
だ!ヒヌカンってことでしょ?!一緒だ、一緒だ〜!」と心の中で叫びまくりました。もう、頭の中
は「旧暦、ヒヌカン」でいっぱいで他3人の神様のことは忘れてしまいました。
お正月やお盆の手伝いの話をするとみんなに「まきちゃん、大変だねえ」と言われますが、結構楽
しいです。昔からの風習を大切にして、それを伝えていこうというところがとても素敵だなあと思う
のです。私は沖縄の景色も海も人情も言葉も踊りも唄も三線も・・・なにもかも大好きですが、昔の
人の智恵や言い伝え、風習、行事を大切にしているところもとても好きなのです。だからこれからも
実家の風習を楽しんで、「沖縄と一緒!」を探したいと思います。
今年ん、ゆたしく うにげーさびら
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