［ちゃんぷるー・どっとこむ
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さ、
沖縄
３４．小浜島の旅① リゾートホテルにもの申すの巻
父を連れて行ってあげようと思っていた小浜島でしたが、母に「あなたと行くといろんな所に連れ
て行かれてくたくたになっちゃうからお父さんと二人で行くわ」と言われ、「げげっ。なんてことを
言う母親なんでしょう・・・」と、私は友達と行ってきました。
小浜島は石垣島から船で２５分。「ちゅらさんの島」ということで団体客がたくさん訪れます。
TVの影響ってすごいなあ。一緒に行った友達は私とよく海外旅行にも行く人で「プールとビーチのあ
る南の島」派なので、安い時期だったこともありリゾートホテルに泊まりました。今回はこの「リゾ
ートホテル」の不思議？というか不満？のお話です。
着いてすぐ自転車を借りてレッツゴー！と張り切っていた私たちは「自転車は全部貸し出し中」と
言われがっかり。でも、こんなオフシーズンに何で全部貸し出し中になるわけ？と疑問に思った私は
「いったい自転車は何台あるのか」と尋ねると、小さな島に似合わない大型観光バスで港の送迎をし
ているようなとっても大きいリゾートホテルなのにたったの８台しかないとの答え。びっくりして
「えっ？！８台？そりゃあ～少ないっすよ！こんな時期で足りないようじゃ、夏なんて困るんじゃな
いですか？増やした方がいいですよ。」と忠告して外へ出るとあるではないですか、自転車さん。と
ころが電動アシスト付き自転車のため１時間￥１５７５と言われたのです。私は「このリゾートホテ
ルめ！！」と腹を立て「ってことは２時間で￥３１５０じゃん。那覇でレンタカー１日借りられるっ
て」と言い、更に「原付はありませんか？」と尋ねると「只今出払っておりまして１００CCバイクな
らあります」とこれがまたふざけた答えが返ってきた！私はもっともっと腹を立て「えっ！普通免許
じゃ乗れないってことじゃん。１００CCバイクなんて借りる人いるんですか？原付増やした方がいい
んじゃない？」とレジャーカウンターの兄さんに怒りをぶつけながら、暑い中徒歩で集落まで行くこ
とにしました。そうそう、なぜこんなに腹を立てていたかというと、ダイビングを頼もうとしたら
「１ダイブ￥９０００～」と書いてあるのに「１ダイブのみは受付ができない」「２ダイブでも、他
に希望者がいなければ中止」と言われたのです。珊瑚研究家？の私は「ゴルフリゾートなんか作っち
ゃった小浜の珊瑚はどんな具合か・・・？」と小浜島で潜る気満々だったのに出鼻をくじかれ「でき
ないのになんで書いてあるの～？」と不満を抱いてしまったのです。
結局初日は集落まで片道５０分ほどかけて歩き、へとへとになってホテルに戻りました。するとフ
ロントのお姉さんが部屋まで案内してくれながら「集落まで遠かったですよね。自転車本当にもうし
わけありませんでした。」と声をかけてくれたので、「ちゃんとした人もいるんじゃないか。よしよ
し。」と気を取り直し、「今の時期はビーチはクローズしていて遊泳禁止ですが散歩はできますので
どうぞ。」とビーチを紹介されたので「おっ！大好きな貝拾いだ～。星の砂はあるかなあ」とウキウ
キ出かけると、私の目の前に広がったのはゴミ捨て場と見間違えるようなきったないビーチでした・
・・。エコ人間まきこがこんなビーチを許せるはずがないのです。もう私の怒りは爆発し「なんなん
だ、このリゾートは？！え？！どういうつもりなんだ！暇そうにしてないでゴミ拾えよ！きーっ！フ
ロントに言ってやらなきゃ！もう許せん！」。しかし「マッキーがひとりで騒いだってなんにもなら
ないんだから、落ち着きなよ。夏はやってるんだよきっと。」と友達に言われた私は心の中で「一人
でも小さいことからこつこつと、エコ対策するんだも～ん」と思い、「わかった。お客様の声に書い
ておく。」と、部屋に戻ると「お客様の声アンケート」もなかったのです。いったいどういうつもり
なんだろうか、このホテルは？
もう一つ言わせていただくとこのホテルの食事の高いこと高いこと。一番安くて「パスタお一人様
￥２７９５」ですよ！！！パスタ１人前にこんなに出せるかってんだ。その他は￥５０００、￥１０
０００以上のコース料理。ここはタヒチか？と目を疑いたくなるような食事事情でした。当然私たち
はこんなぼったくりには耐えられないので毎日朝食をたらふく食べてから自転車で集落まで出かけた
り、島内一周しながら、おやつを１４時くらいに食べて１７時に集落で食事をして１８時にホテルに
自転車を返すという生活を送りました。
ちなみに小浜で最初にできた、父の泊まりたいリゾートホテル「はいむるぶし」は、リーズナブル
なコーヒーもあったしスタッフも気さくだしダイビングの問い合わせの応対もとてもよかったです。
初日の出来事だけ書くとつまらない旅のようですが、本当はとてもリフレッシュできた旅だったの
ですよ。それはまた次回・・・。あ、もちろん私たちは３日間「パジャマ、シーツ、タオルの交換」
は「環境保護のため」とちゃんと伝えてお断りしました。
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