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[ちゃんぷるー・どっとこむ
応援団
寄稿]
愛
さ、
沖縄
114.沖縄に行きたい・・・
何度も言うようですが、最近の私は沖縄へ行ってもほとんど琉球舞踊の道場とホテルの往復だけで、
あとは空き時間に那覇周辺をうろつく・・・という感じで、とてもとても海に行ったりドライブした
り・・・という時間がありません。当然、今回もそんな覚悟はできていて、4泊5日の内、海も見られ
ないんだろうなあと思いながら那覇空港に到着しました。沖縄は今「うりずん」の季節!真夏のよう
な暑さではないけれども太陽がふりそそぎ、海が光り、風がそよそよとそよぎ・・・ああ、この素晴
らしいうりずんの季節を満喫できないのだなあと、少ししんみりしながら空港から出ると、おやおや?
なんだか肌寒い。うりずんって感じじゃないなあ・・・と満喫できないとわかっていたうりずんの季
節が存在していないことにもがっくりしながら、4泊5日はスタートしました。
スタートと言っても、1月に沖宮で引いた「大吉」のおみくじをお返しする。(なぜかというと、お
みくじを引くとほとんど「凶」しか引かない私が「大吉」を引き、それからというもの、辛いことば
かりが押し寄せて来たからです)ということ以外は、いつもと同じで、ホテルと道場の往復だけ。空
き時間に首里城に行って琉球舞踊を観るのはマンネリ化してきたけれど、中途半端な空き時間ででき
ることは限られているので、今回も首里城へ行き、踊りを観ました。次の日は先生にも用事があり、
「明日は夕方いらっしゃい」と言われたのはいいけれど、沖縄に来る前にいろんないろんないろ〜ん
なことがあってとっても疲れていたことと、疲労困憊からか、車をぶつけてしまったショックもあり、
ドライブをする気分にはなれず、結局またぶらぶらと首里城へ・・・。
首里城の無料ガイドというのに参加しようと待っていたら参加者は私一人!よ〜し、たくさん質問
しちゃうぞ〜!と思っていたら、始まりの時間を2分過ぎたところで「○○保育園、14名で〜す。お願
いしま〜す。」と、子どもが14名、保育士が4名やって来て、レインコートを脱ぎ始めました。(お約
束通り、雨だったのです)はぁ〜、よりによって保育園か・・・あ〜仕事じゃないのにさ、はぁ〜保育
園か・・・とげんなり。当然のことながら子供向けのガイドになるし、職業病なもんで、列からはみ出
したこどもに声をかけちゃうし、保育士の言動も気になっちゃうし、安らげないひと時を過ごしてしま
い、がっかり。気を取り直していつも行くそば屋に寄ってから首里駅へ。
首里駅に着くと、いつも目にしている沖縄のポスターが、どーんと私の頭に、心に、目に入ってきた
のです。青い海、青い空、沖縄の風、沖縄の空気!「あ〜、沖縄に行きたい・・・」。沖縄にいるのに、
沖縄に行きたいと思う私はいったいなんなのだ?!
でも、確かに私はポスターを見て、沖縄に行きたいと思ったのでした。結論として、私の脳みそは、那
覇の街をうろちょろしていても沖縄を感じることができない。もはや、街の中のちょっとした沖縄を見
つけるという、だましだましの方法ではだめになってしまったのだ、ということです。となるとやはり、
私が納得できる方法を見つけなければ大変なことになってしまいます。大変なことっていうのは、重度
の沖縄病です。
そうなったら困るので、来月は何が何でも海に行って、浜辺でぼーっとしなければ!絶対に決行する
ぞ!と、心に誓った私でした。
05/15/13
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