ちゃんぷるー的ホットスポット

ここでは、代表者が大好きな沖縄のスポットを紹介します。 気持ちのいい場所、癒される場所、ほっとできる場所...ガイドブックには載っていないかもしれ ませんが、素敵な場所をどんどん紹介しますので、行ってみてくださいね。

第5回 木工&喫茶の「いたびし」

いたびしの地図今 回は夏休み中にやんばるで発見した素敵な喫茶店、いたびしを紹介します。

住所: 沖縄県大宜味村字喜如嘉50番地
電話: 0980-44-3872
営業時間: 10:00〜19:00 (冬は18:00) 第2、4火曜日が定休となっていますが開店していることも多く、 まれに店主の都合で他の曜日でも休むことがあるので、絶対行きたい場合は電話で確認した方がいいで しょう。
交通アクセス: 名護から辺土名行きのバスに乗り辺土名高校前バス停で下車徒歩3分

いたびしの店構え7月 24日、比地川に泳ぎに行った帰りに見つけた喫茶店です。可愛い木の看板と木造の天井の高い建物に惹 かれて入ってみました。 
いたびし店内 店内に入ってまず、冷房されていないことにびっくりするとともに、この猛暑で車の中でも宿でも クーラーでがんがん冷やした体が、ほっとしていました。沢山の窓から自然な光がいっぱい入ってきて 、木のぬくもりとさりげなくあしらわれた緑と、自然な風が心地よい。店主によると「クーラー入って ないわ」と言い捨てて入り口で帰る人も多いとか。商売だから何とかすべきか、と彼女は思っているよ うですが、個人的にはそんな人は相手にしなくて結構、と言いたい気持ちです。
いたびし店内 左は、次回は絶対座ってみたい座卓のある広い部屋。下はメニュー。
いたびしのメニュー
店内には店主ご夫妻がやんばるの木材を使って手作りした木工品が並んでいま す。見ているだけで楽しい。特におもちゃは手触りが良くて小さなお子さんにぴったり、という感じで す。
積み木 時計おもちゃ
絶品!!いたびしのぜんざい物語
ぜんざい
比地川滝つぼまでト レッキングした私たちは迷わず「ぜんざい」を注文。出てきたのはボリュウムたっぷりのシンプルなぜ んざい。
ぜんざい
懐かしい 黒砂糖の甘さと金時豆とカキ氷が口の中でひんやり溶け合って、し・あ・わ・せ。
ぜんざい
これにモチが入っていたら最高なのに、と 思っていたら何とモチが出現!二個も!

ずっと昔、「沖縄でーびる」執筆者の稲福氏が沖縄の「ぜんざい」に関するうん蓄を書かれたことがあ り、確か「モチは2個でなければならない。」というくだりがあったように思います。いたびし のぜんざいはおそらく同氏の「ぜんざい」規定に照らし合わせてみてもパーフェクトなのでは、と思い ました。モチには店主が家庭菜園に植えたよもぎが入っていて、ほんのり緑色で香ばしい。

そして、250円というお値段もリーズナブル。息子が頼んだマンゴー味のカキ氷は何と100円!つねづね たかだか氷に何で300円も400円も払わなきゃならないの、と思っていた私にとっては納得の価格。ちょっ と見にくいですが上のメニューを見れば「手作りチーズケーキ珈琲セット400円」「ひらやーちー珈琲 セット400円」とあります。安い!これに対し店主は「ここはやんばるですからね。」とのこと。次は 絶対ひらーやーちー(ちゃんぷるー注:沖縄版クレープ)のセットにしよう、 と思いつつ、でもぜんざいもまた食べたい、と心乱れるのでした。ヤンバルに行くたびに訪れる場所に なりそうです。

08/11/03

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